目次
- 1. 解答
質問
VPN Server を NAT の内側で稼働させている場合、その VPN Server からインターネットに対する外向け (アウトバウンド) の通信として、どの UDP ポートを使用しますか ?
同様に、当該 VPN Server に対して接続する VPN Client は、インターネットに対する外向け (アウトバウンド) の通信として、どの UDP ポートを使用しますか ?
解答
UDP ポート 5004 番を使用します。
これはつまり、SoftEther VPN Project が運用している NAT トラバーサルサーバーにおいて、UDP 5004 番が Listen されていることを意味します。したがって、VPN Server が設置されているネットワーク、および VPN Client が所属しているネットワークのいずれも、インターネットに向けたアウトバウンド方向の通信として、UDP 5004 番を透過することができる必要があります。ただし、通常の NAT やファイアウォールは、内側から外側に向けたアウトバウンド通信には制限がかかっていない場合がほとんどですので、これを気にする必要はありません。