VPNFAQ029. SecureNAT でカーネルモード NAT 有効時に除外する NIC インターフェイスの指定

    目次
     

    質問

    SecureNAT でカーネルモード NAT 有効時に除外する NIC インターフェイスを指定することはできますか ?
     

    回答

    はい、できます。
     
    VPN Server と同一のディレクトリに「no_native_nat_niclist.txt」というテキストファイルを作成してください。このテキストファイルには複数行を記述できます。SecureNAT は、カーネルモード NAT の初期化時に、使用可能なすべての物理 NIC を用いてインターネットと通信できるかどうか検証します。この際に、「no_native_nat_niclist.txt」ファイルにリストされている NIC は除外するようになります。
     
    「no_native_nat_niclist.txt」ファイルに記述する物理 NIC の名前は、ローカルブリッジにおける利用可能な NIC リストを参考にして記述してください。この場合において、NIC 名の一部のみを記入するだけでも効果があります。たとえば、「Intel PRO/1000 Gigabit Ethernet」という NIC を除外したい場合は、「Intel」と注意深く記入するだけで十分です。
     
    「no_native_nat_niclist.txt」ファイルを設置した後は、VPN Server の再起動が必要です。