ここでは、「SoftEther VPN Server」を使用しなくなった場合に、システムからアンインストールする方法について解説します。
7.6.1 Windows でのアンインストール作業
Windows 版 VPN Server は [コントロールパネル] の [プログラムの追加と削除] から、他のアプリケーションソフトウェアと同じように、簡単にアンインストールすることができます。
プログラムの追加と削除画面
なお、VPN Server がインストールされた後に作成された設定データや書き出されたログファイルなどは、データの損失を防止するため自動的に削除されることはありません。これらのファイルは VPN Server のインストール先ディレクトリに残されます。また、後日同一のディレクトリに VPN Server をインストールした場合は、前回のアンインストール時に残されたコンフィグレーションファイル (vpn_server.config) がそのまま使用されることになりますのでご注意ください。
これらの残されたデータファイルは、エクスプローラなどを使用して手動で削除してください。
残された設定ファイルおよびログファイル
7.6.2 Linux でのアンインストール作業
Linux 版 VPN Server をアンインストールする際は、サービスとして vpnserver を登録している場合については、以下のような作業が必要となります。
- 「/etc/init.d/vpnserver stop」コマンドを実行して、VPN Server を停止します。
- 「/sbin/chkconfig --del vpnserver」コマンドを実行して、vpnserver をサービスとして登録解除します。
- 「/etc/init.d/vpnserver」ファイルを削除します。
上記の作業の後、必要であれば vpnserver がインストールされているディレクトリを削除してください。