SoftEther VPN プロジェクトについて

    selogo.jpgSoftEther VPN プロジェクトの目的は SoftEther VPN を配布すること、SoftEther VPN の開発を継続的に実施すること、SoftEther VPN に関わる学術研究を促進すること、および SoftEther VPN のユーザーを フォーラム でサポートすることです。SoftEther VPN プロジェクトは 日本にある筑波大学 で運営されており、筑波大学による研究メンバーによって構成されています。

    SoftEther VPN の現在のバージョンは、登 大遊 による筑波大学における 修士論文のための研究の成果 です。初期の SoftEther VPN の開発が完了した後、2013 年 3 月 8 日に SoftEther VPN は softether.org Web サイト上で フリーウェア として公開されました。

    お問い合わせ先電話番号

    ご注意: 以下の電話番号は、SoftEther VPN プロジェクトに関する一般的な問い合わせおよびベストエフォート的なサポートのためのものです。SoftEther VPN および VPN Gate は無償のオープンソースソフトウェアであり、一切の保証なく提供されるものです。本電話番号での回答品質は、保証されません。また、電話によるサポートを義務的に提供するものではありません。

    • 日本: 03-6264-5749
    • 米国: +1 (650) 282-4455

    上記の電話番号は、ソフトイーサ株式会社の電話番号とは異なります。ソフトイーサ株式会社へのお問い合わせはこちら

    参考リンク

    メンバー

    SoftEther VPN プロジェクトは筑波大学の以下のメンバーによって構成されています。

    SoftEther VPN のはじまり

    campus02.jpg登 大遊 は昔、Windows Server の「ルーティングとリモートアクセス」機能における PPTP (Point-to-Point Tunneling Protocol) VPN サーバー機能を利用したことがありました。筑波大学 に入学した後、彼は大学の公衆無線 LAN アクセスポイントが TCP ポート 80 および 443 しか通信させてくれないことに気付きました。彼は大学の無線 LAN を用いて、インターネットを経由して自宅にある PC に Microsoft リモートデスクトップ (TCP ポート 3389) を使用してアクセスしたかったのですが、そのような通信は特殊なツール無しには不可能でした。

    そこで彼は 18 歳で大学 1 年のときに、"SoftEther 1.0" のプログラミングを個人的なプロジェクトとして 2003 年に開始しました。彼は新しいコンピュータソフトウェアの研究開発のための補助金も取得しました。彼は 1 年間の経済産業省の団体 (IPA) からの補助金も取得しました。SoftEther 1.0 の開発が完了した後、2003 年の冬に SoftEther 1.0 を Web サイトで公開しました。

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    SoftEther 1.0 がリリースされた後、日本国の政府は彼に対して SoftEther 1.0 を無償で配布する行為を停止するよう要求しました。SoftEther 1.0 はコンピュータセキュリティに対して、および既存の商用 VPN 製品ベンダーの産業に対して危険なツールであることが配布停止の理由でした。彼は SoftEther 1.0 は当然システム管理者によって設置されたファイアウォールを貫通することができる危険なツールであるけれども、同時にこれは正当な使い方においては有益なツールとなる旨を主張しました。彼は同時に SoftEther 1.0 がフリーウェアであるという特徴は既存の日本における商用 VPN 製品ベンダーの産業に対して危険ではないとも主張しました。むしろ、フリーの VPN ツールの存在は商用 VPN 製品とフリーの VPN ソフトウェアとの間で正当な競争を生じさせるので公共の利益につながるものです。政府の役割は市場における競争を促進させることであり、競争を抑制することではありません。

    しかし、経済産業省は SoftEther 1.0 をフリーウェアとして配布することを停止するよう圧力をかけました。彼は大学において立場を失うことを恐れてその要求を受け入れ、配布を停止しました。(筑波大学は国立大学の 1 つです。)

     

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    SoftEther 1.0 に関する政府関係組織からの書面

     

    上記のような事件があった後、今後は 三菱マテリアル株式会社 (日本における財閥のうちの 1 つである巨大な貴金属の商社) が SoftEther 1.0 の商用版を三菱マテリアルと共同で販売することを提案しました。そこで彼はあまり熟考せずに承諾し、"SoftEther 1.0" は三菱マテリアル株式会社の商用 VPN 製品となりました。製品名は "SoftEther CA" となりました。(ところで、誰も実のところ 'CA' が何を意味するのか分かりませんでした。) 彼は三菱マテリアル株式会社との間で 10 年間の独占販売契約を締結し、イニシェル・フィーとしてわずか 100 万円を手に入れました。しかし数年経過しても SoftEther CA の売上は現在に至るまで芳しくありませんでした。

    彼は三菱マテリアルとの取引のために ソフトイーサ株式会社 を設立しました。SoftEther CA の売上が極めて少なかったので、ソフトイーサ株式会社は日本国内で その他のソフトウェア を開発したり オンラインサービス を提供したりしました。これらの売上は随分良いものでしたが、一方ソフトイーサ株式会社は "SoftEther 1.0" を三菱マテリアル以外から販売することを 10 年間禁止されてきました (2004 年 4 月から 2014 年 4 月まで)。

     

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    SoftEther Corporation, Founded in 2004